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イタリア、ヴェネト州より、イタリア最古の自然派ワイナリーの1つと言われている「FIDORA(フィドーラ)」が新入荷しました。
ブォーニイタリア2019でゴールドスターに選ばれたプロセッコ、ワイン・エンスージアスト誌で90点を獲得したアマローネなど、年々評価が高まっている今注目のワイナリーです!
フィドーラのワイン造り
フィドーラがオーガニック認証を取得したのは1974年。
「自然派」という言葉がまだまだマイナーだった頃でした。
単に自然栽培を実践するのではなく、「生物多様性を維持することがおいしいワイン造りにつながる」ことをモットーにビオディナミ農法を実践しています。
※現当主(4代目)エミリオ・フィドーラ氏
彼らの自然に対する姿勢やワイン造りへのこだわりは並大抵ではありません。
彼らが所有している畑の一つ「ヴェニス・メインランド」は14世紀にヴェネディクト派が切り開いた土地をそのまま維持しており、敷地160haに対しブドウ畑は80haのみ。
その他は牧草地や雑木林など、馬や野ウサギが住むような自然の生態系を維持しています。
醸造方法にもそのこだわりを見ることができます。
例えば、看板ワインのプロセッコ。
「安くてうまい」が魅力のプロセッコですが、通常ならば2~3週間の発酵でスピードを重視しコストを下げるのが通常のところ、フィドーラではなんとその2倍以上、8週間かけて発酵を行います。
フィドーラはヴィーガン認証を取得しています!
また、フィドーラのワインは「ヴィーガン認証」を取得しています。
最近耳にすることが多くなったこの言葉ですが、どういう考え方なのかご存知でしょうか。
ヴィーガン=絶対菜食主義は、動物性の素材を一切使用しないという考え方。
肉や魚を食べないだけではなく、卵や乳製品、はちみつなど、動物由来の製品も摂取しません。
フィドーラでは、ワインの浮遊物や澱を取り除く際に使用する卵や魚由来のゼラチンなどを使用しないことによってこの認証を取得しました。
自然派やヴィーガンといった女性にキャッチーなキーワードを持つ、生産者のこだわりがつまったフィドーラのワイン、この機会にお試しください!