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世界初のビックなワインが新リリースです!!
その名も「Goutte d’Argent(グート・ダルジャン)~ぎんの雫~」
ストーリーと魅力をたっぷりお伝えします!
世界初!日本酒酵母使用、超低温発酵ワイン!
ムートン、オーパス・ワンで知られる世界最高峰の醸造家、パスカル・マーティ氏が手掛けた、世界初の”日本酒7号酵母”を用いた”超低温発酵白ワイン”が、この「ぎんの雫」です。
7号酵母は、長野県諏訪の『真澄』の醪から分離されたので、通称「真澄酵母」とも呼ばれます。
こちらの酵母ですが、発酵力が強くオレンジのような華やかな香りを出すのが特徴で、吟醸酒の発展に大きな役割を果たした酵母です。
構想から実に7年以上の歳月をかけて、とうとう完成した全く新しい白ワイン。
初回製造分は、日本のみで先行発売されます!!(来年以降全世界で販売予定です。)
通常、ワイン醸造の過程で、多くのアロマは温度上昇とともに揮発してしまいます。
(専門家・現場の醸造家の認識においても、ワイン醸造の下限温度は12℃程度というのが定説)
マーティ氏の仮説では、ソーヴィニョン・ブランなどアロマティックな品種ほど、醸造により本来のブドウ品種のアロマを多く失っており、酵母によって作られた香成分主体となっている可能性がある、との事でした。
低温発酵を行うことで、これまで誰も体験できなかったブドウの新たな可能性を引き出せると考えていました。
しかし、その温度で発酵するに耐えられる酵母がなかったため、この仮説は実現可能ではないだろうと考えていたマーティ氏。
しかし、醸造家の性でしょうか、一度関わったこのテーマに粘り強く、少しずつ前進していく様を見て、多くの人が手を差し伸べてくれました!
7号酵母を提供していただいた方
日本醸造協会 会長 岡崎様
副会長 木崎様、渡辺様
日本酒造りにおける酵母の働きについてご教示いただいた方
旭酒造の桜井博志会長(「獺祭」の蔵元)
ワイン名称、ラベルデザインコンセプト立案
亜樹直氏(漫画「神の雫」原作者)
このように、多くの人たちのご協力無しには生まれ得なかったワインなのです。
ここに表現されるのは、素材が本来もっていた要素を昇華させた「香り」「繊細さ」。
日本で古来より大切にされてきた価値観でした。
ワインと日本酒のハイブリッドともいえるこのワインは、他のワイン以上に和食に合うことは容易に想像できます。
そして「神の雫」原作者、亜樹直氏より詩とコメントが届きました!
その果実味を味わい、そして口内に長く留まる吟醸の香りに
酔いしれる。」「この斬新なワインは、あらゆる和食にマリアージュするだろう。
ワインと合わせるのが難しい鮨や刺身、そしてもちろん家庭料理にも。
和食だけでなく、魚のカルパッチョなどにも合うに違いない。」~亜樹直氏(漫画 神の雫 原作者)公式コメント ~
詩の静謐でピュアなイメージを表現するために、控えめに輝く特殊な紙が採用されました。
ラベル上部はチリの自然を象徴する、アンデス山脈の稜線を模してカットされます。
また、ラベルの左右には、チリの国土の境界線を意味するラインが描かれています。
その線はちょうどワイン産地として知られるセントラル・ヴァレーを中心とした地域を含み、左側は太平洋側、右側にはアンデス山脈川のラインを、それぞれ表現しています。
ラベル上部には日本語で「ぎんの雫」と書かれ、その下には滴の中に「雫」の漢字をかたどった意匠が、日本古来の紋のようにラベルにアクセントを与えます。
そのシンボルの下には、フランス語で「GOUTTE D’ARGENT」という銘とともに、フランス原産のブドウ品種「Sauvignon Blanc」と、本商品の特徴である「Sake yeast fermented」という文字が記されています。
仕上がったラベルを見たマーティ氏は、とても満足げな表情でした。
まず、無駄なものがない簡素な美しさに驚き、同時にこの名前を見て、私がボルドーで最初に作った白ワインをふと思い出しました。
それはシャトー・ムートン・ロートシルトで生まれたAile d’Argent (エール・ダルジャン)です。私の節目となる大切なワイン二つが、偶然にも似通った名前になったことをとても嬉しく思います。」
オリンピックに向けてインバウンド需要が非常に高まっています。
更に、今年はラグビーオリンピックが日本で開催されることもあり、日本の飲食業界はますます注目を集めることでしょう。
このワインは、日本の文化を楽しみに来られた、日本酒を楽しまれるお客様、ワインを楽しまれるお客様、両者の期待に応える、お食事と一緒にお楽しみいただけるワインです。
話題たっぷりのこのワイン、ぜひお試しください!!