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英国王室御用達のシャンパーニュ・メゾン「ポール・ダンジャン・エ・フィス」に新商品が加わりました!
新たに入荷した3アイテムをご紹介します!!
英国王室御用達「ポール・ダンジャン・エ・フィス」
代々ブドウ栽培農家として生計を立てていたダンジャン家。
1947年、現当主の祖父ポール・ダンジャン氏がシャンパーニュ造りをスタートさせました。
ポール・ダンジャンは家族で所有する畑からシャンパーニュを造るRM(レコルタン・マニピュラン)です。
そのためテロワールに対する愛着は非常に強いものがあります。
シャンパーニュでも上質なピノノワール産地であるコート・デ・バール地方にあります。
元々のブドウの評価が高かった事もあり、当初から着実にその評価を築きあげました。
今日ではボランジェやヴーヴ・クリコなどの有名生産者と並び、8社ある英国王室御用達のシャンパーニュの一つとして、英国王室へワインやシャンパーニュを収めるJ&B社のラベルを付けたポール・ダンジャンのカルト・ノワールが選ばれています。
また、アメリカン航空のファースト・ビジネスクラスやJALのファーストクラスでの採用実績もあります。
キュヴェ・ナチュール
まずご紹介するのは、SO2(酸化防止剤)無添加のシャンパーニュです。
セル・シュール・ウルス産のピノ・ノワール100%で造られるブラン・ド・ノワール。
SO2無添加で造るには、収穫時に腐敗果や未成熟果などの混入が0%である必要があります。
また、醸造の過程でも、酸化を防ぐため通常以上に繊細で、厳密な作業が必要となります。
サン・スフル・シャンパーニュは、高度な栽培技術と醸造技術の両方が要求される、極めて難易度の高い作品なのです。
キュヴェ’47
シェリー酒造りに使用される「ソレラシステム」を採用した「キュヴェ’47」。
このキュヴェの特徴は、2010年からのソレラシステムによるリザーヴワインを使用して造るという点です。
セル・シュール・ウルス産のピノ・ノワールで醸造されるリザーヴワインを毎年一定量補充し、代々継ぎ足していきます。
若いワインが熟成されたワインとまじりあっていくうちに、生産年による差異が弱められ、その背後にある気候風土、テロワールが否応なしに表現されます。
その土地の風味をいかに出すか、という考えを突き詰めて生み出された作品なのです。
フュ・ド・シェーヌ
8か月間フレンチオークで長期熟成させた「フュ・ド・シェーヌ」。
キンメリジャン土壌で栽培されたシャルドネを丁寧に選果し醸造されます。
瓶内熟成は72カ月以上。
過度な樽香を避ける為、新樽は使用せず、ブルゴーニュの伝統的なピエス(小樽)の古樽を使用します(この古樽は3~5年間使用します)。
エレガントで複雑味のあるシャンパーニュです。