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秋は美味しいものが多すぎてどれから食べてからいいのか迷いますよね!
そんな魅力的な食材にワインを合わせたらより美味しく楽しむことができます!
秋の料理にぴったりなワインとのマリアージュをご紹介したいと思います。
秋の旬のフルーツである【リンゴ】
なんと、10月のりんごの取引量は7,157トン!!
リンゴの名産地、青森県産が約3,528トン、長野県産が1,869トン、山形県産が1,047トンとほとんどが青森と長野から出荷されています。
ご紹介するのはリンゴとカマンベールチーズのマリアージュ!
うさぎなど、赤い皮を残した飾り切りをすれば、見ても楽しめますね。
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カマンベール・パストリゼ
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さて、カマンベールはさまざまな地域で生産されていますが、EUのAOC(フランスのAOP)で認定されているのはカマンベール・ド・ノルマンディーのみです。
このノルマンディー地方はリンゴの名産地でもあります。スライスしたリンゴをカマンベールに合わせると、リンゴの甘味やみずみずしい食感とマッチします。
合わせるお酒はこちら!
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カルヴァドス・ポム・ド・イヴ
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甘いリンゴの香りを持ち、アルコール度数が強く濃厚な味わいのカルヴァドスに、無殺菌乳を使ったカマンベールの複雑な風味としっかりとした旨味がとても相性がよく、リンゴのスライスが風味を際立たせます。
同郷のマリアージュをお楽しみください!
ぬめりと旨みが特徴の【なめこ】
秋の旬の食材といえば、誰もが真っ先にイメージするのはきのこではないでしょうか。
みそ汁など和食の印象が強いきのこ【なめこ】。
実はリゾットやパスタといった洋食に使っても美味しいですよ!
11月初旬が旬の天然なめこは、濃厚なゼラチン質に包まれた野趣あふれる風味が楽しめる食材です。
スーパー等に売っているなめことは違った旬の味わいが堪能できます!
ちなみに、なめこのぬめりの正体は納豆やオクラにも含まれているムチンです。
体内のコレステロールや発がん性物質を除去してくれる心強い成分です。
美味しいだけでなく生活習慣病の予防にもなる素晴らしい食材です。
オススメ料理、なめこのリゾットに合わせるワインはこちら!
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バルバレスコ カゼッタ 2006年
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バルバレスコが造られているピエモンテ州は、きのこの仲間トリュフの名産地です。
熟成した赤ワインにはキノコのようなニュアンスが表れますので、相乗効果で相性バツグン!
ヴィンテージは2006年と、今まさに飲み頃を迎えているお値打ちワインです。
脂ノリが最高!【寒ブリ】】
最後にご紹介する食材は寒ブリ。
11月頃からの寒い季節にかけて旬を迎える寒ブリは、お刺身やブリしゃぶ、ブリ大根、洋食ならオリーブオイルを使ってソテーなどいろいろな楽しみ方がありますよね!
寒ブリには良質なタンパク源に加えて、DHA・EPAなどの必須脂肪酸を多く含んでいます。
脂がのった美味しい寒ブリと白ワインのマリアージュはいかがでしょうか?
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ぎんの雫 グット・ダルジャン ソーヴィニョン・ブラン ヴィニャ・マーティ
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下諏訪の真澄から分離された日本酒酵母、きょうかい7号酵母を使用した白ワイン。
日本酒における吟醸造りに通じる、10度以下の低温において40日間の発酵を経て造られます。
ブドウ由来の香り、味わいに加えて、日本酒酵母のコクや旨味も感じられます。
繊細かつボリューミーな味わいなので、日本食との相性も◎。
寒ブリの刺身などいかがでしょうか。(しょうゆでも合いますが塩がオススメです!)
是非、旬の食材とのマリアージュをお客様へご提案してみてください!