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今回は5月~6月に旬を迎える「アスパラガス」をご紹介します!
アスパラガスは生産量においては北海道が1位ですが、長野県も有名で、雪解け水と昼夜の寒暖差が生み出す旨み凝縮のアスパラガスが栽培されています。
アスパラガスの名産地「長野県飯山市」
日本有数の豪雪地帯である長野県飯山市。
山々からの雪解け水は豊富なミネラルと養分を含んだ地下水となって大地を潤し、さまざまな農産物を育みます。
そのひとつが「アスパラガス」。
長野県はアスパラガスの生産量が豊富で、なかでも飯山市は一大産地です。
露地栽培にこだわった飯山産のアスパラガスは太くて栄養価が高く、味が濃くて根元までみずみずしいと評判です。
アスパラガスは90%以上が水分でできているので、飯山のおいしい水を存分に吸収して育ちます。
しかも飯山市は昼夜の温度差がはっきりしているので、糖度が高くておいしいアスパラガスが育まれているのです。
さらにグリーンが濃く色鮮やかで、穂先がきゅっとしまっているのも、滋味深い飯山産アスパラガスの特徴です。
アスパラガスとワイン
アスパラガスは栄養価も高く、主な栄養はカロチン、ビタミンA、B1、B2、C、Eなどが含まれています。
穂先には毛細血管を丈夫にする働きのあるルチンが多く含まれていて、動脈硬化や高血圧の予防によいと言われています。
残念ながら日光に当たらず育ったホワイトアスパラガスの栄養は、ビタミンCが少し含まれている程度ですが、クリーミーな歯触りと風味が魅力でヨーロッパでも春先の野菜として人気があります。
アスパラガスの持ち味はふわっと軽くてきめ細やかな香り。
この持ち味が活きるのは比較的軽やかで辛口の白ワインです。
但し辛口でも香りや酸味の強いワインだと、せっかくのアスパラガスの風味を覆い隠してしまうことも。
風味のおだやかなホワイトアスパラガスには、卵黄と澄ましバターのオランデーズソース掛けなどの濃厚なソースに樽を効かせた白ワインや熟成させたワインなどがよくあいます。
ホワイトアスパラガスに比べてより味がはっきりし、時にナッツのような風味のあるグリーンアスパラガスには、ソーヴィニョン・ブラン等がグリーンアスパラガスの風味を引き立てます。
調理法によって合わせるワインをご紹介いたします!
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シャルドネ ドメーヌ・ド・ラ・ヴァンソニエール
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ランドマーク・シャルドネ ミスティ・コーヴ
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イライア・ソーヴィニョン・ブラン ヴィニャ・マーティ
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