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家庭料理定番、ビールと相性抜群といえば…、「餃子」!!!
そんなみんな大好き「焼き餃子」とビール!と行きたいところですが、「ワイン」とのマリアージュについて紐解いてみましょう!

食卓の定番!焼き餃子
餃子は、日本で食べられるようになったのは昭和初期と意外に新しい食べ物。
中国へ渡っていた日本人が慣れ親しんだ水餃子を故郷の宇都宮に伝えたのが始まりだといわれています。
日本に伝わってからは生の餃子をそのまま焼いて食べるようになり、現在の焼餃子のスタイルが出来上がりました。
さて、餃子にはニラ、ひき肉、キャベツなどいろいろなものを餡として包みますが、欠かせないものといえば「ニンニク」ですね!
ニンニクには匂いの元となる成分「アイリン」が豊富に含まれています。
アリインには、体温を上昇させたり交感神経を刺激するホルモン分泌を促したりする作用があります。
そのため、血流増加体や温上昇作用を通じて身体の免疫細胞の動きをよくし、体力を増強し、風邪にかかりにくい身体を作る効果があります。
また、にんにくを使った料理は食欲を増し、栄養摂取量を増やし、また不眠改善にも効果を発揮します。
この時期には積極的に取りたい食材の一つです!
餃子とワイン!
餃子といえばやっぱりビール!
ニンニクの匂いやスパイシーさと炭酸がよく絡み合い、口の中をより爽やかな香りにしてくれる為です。
カリッと焼き上げた焼き餃子の香ばしさには、麦っぽい香りや、柑橘系の香り、強めの炭酸の飲み物が良く合います。
こう考えると、スパークリングワインが合わないわけないのです!
普通のスパークリングワインよりもアミノ酸が豊富なシャンパーニュ製法のスパークリングワインがオススメ!
前でご紹介したニンニクに含まれる「アイリン」はアミノ酸の1種なのでなおさらです。
バリッと焼き上げた羽とニンニクの香ばしい香りと、スパークリングワインの白い花のブーケやイースト香がマッチします。
ただ爽やかなだけでなく、お互いの旨みがしっかりと調和してくれます。
さらにしゅわっと心地よい炭酸が餃子の脂をスッキリと流しながら香ばしい香りと相まって、とても心地よい余韻に繋がり、そしてまた、餃子がひとつふたつと進んでしまうのです!!
なんて、脅威的な餃子の威力。。。
さらに、餃子の餡は、羊、チーズ、パクチー、エビ、ホタテなどなど、ワインに合う食材ともとても相性がいいのです。
色々な具を楽しむのも醍醐味ですね!
餃子を食べてクビっとスパークリングワインを。
他にもジャンボ餃子にしてゆっくり樽の効いた白ワインや、辛口のロゼワインと楽しむのGOODです!
さて、こんなバラエティ豊かな餃子とともに楽しめる可能性を広げるワインたちはこちら!!
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カヴァ・レッソ ブリュット マサックス
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シャルドネ・レゼルヴ フィンカ・パタゴニア
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ユヌ・プティット・キュヴェ・オ・ポワル セリエ・デ・シャルトリュ&セバスチャン・シャバル
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