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今回ご紹介するのは、新商品として限定入荷した「チャコリ・アレチャガ」。
チャコリは美食エリアとして有名な、スペイン北西部にあるバスク州の地酒です。
チャコリの秘密とこの商品の魅力をご紹介します!
チャコリとは?
チャコリは美食エリアとして有名な、スペイン北西部にあるバスク州の地酒です。
地酒として地元の家庭やバルで飲まれていたチャコリですが、バスク州の中でも美食の街として名高いサン・セバスチャンのバルに集まる観光客の目にとまったことから広く知られるようになりました。
現在、世界でチャコリを主に消費しているのは地元バスクとアメリカです。
ニューヨークを中心に著名なソムリエ達がその味わいに惚れ込み、チャコリは今や流行最前線として大注目されているのです!
チャコリと言えば「エスカンシア」!
チャコリを注ぐ際に高いところから底の平たいグラスに注ぐパフォーマンスのことです。
ちなみに、チャコリのグラスは普通のワイングラスとは異なり【口径9cm、底の径7cm、高さ12cm】と決められた、いわゆる「コップ」。
酸のしっかり効いたチャコリを注ぎながら空気を含ませまろやかな口当たりにするために行われています。
「微発泡ではない」チャコリ・アレチャガ
今回新入荷したチャコリは発泡性ではありません。
チャコリといえば微発泡とイメージが強いですよね。
確かに微発泡のチャコリが多く造られていますが、微発泡はチャコリの必須条件ではありません。
降水量が多い地域のため日本でよく見られる「蔓棚式」で多く栽培されています。
ブドウが地面から離れるので湿気の害を防げる一方、1本の樹になる房の数が多くなりブドウの熟度が上がりにくいというデメリットもあります。
酸度が高く、発酵時に出る炭酸ガスを含んだ状態で出荷され早々に消費されることが普通だったため、チャコリ=微発泡という認識が根付きました。
しかし、近年では栽培技術が上がり、長期熟成も可能なチャコリが生産されるようになりました。今回入荷したチャコリはこちらのタイプです。
引き締まったシャープな酸とミネラル、余韻に感じる仄かな苦みは共通する要素で、やはり海の幸との相性は抜群です!
夏にピッタリな「チャコリ」。
期間限定のメニューとしてぜひ取り入れてみてくださいね!