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だんだん冬の寒さが和らぎ、春の足音が聞こえてくる季節。
早いところでは2月上旬から咲き始める河津桜のニュースを聞いたり、スーパーだと小さくてかわいらしい新タケノコが出回ったりと、少しわくわくしますね!
今回ご紹介するのは、群馬県の特産「フキノトウ」です!
群馬県特産の「フキノトウ」
フキノトウの主な生産地はこちら。
1位 群馬県 18.4t
2位 新潟県 15t
3位 愛媛県 11.7t
※平成29年(2017年)時点
フキノトウは春先にいっせいに芽を吹き出します。
自生している天然物は雪が解け始める頃に出てきます。
なので、地方によって収穫できる時期がかなり違ってきますが、代表的な生産地「群馬県」は1月ごろから出荷数が多くなり、3月にピークを迎えます。
ちなみに、ハウス栽培ものは12月ごろから流通し始めます。
フキノトウ×ワイン
古くから日本で親しまれてきた野菜である「フキ」の、春先に芽吹く花茎(蕾)をフキノトウと呼び、それを山菜として食べます。
フキノトウには爽やかな香りと苦みがあり、春を告げる山菜として人気があります。
アクがあるため、天ぷら以外にする場合はアク抜きが必要になります。
フキノトウは「若い蕾」「鮮やかな緑色」のもののほうがおいしいです。
花が開き始めているものは苦味が増してしまいますので、固く蕾が閉じているほうがおすすめです。
そして、黒味を帯びているものも選ばないようにしましょう。
栄養成分の面からみると、フキノトウはカリウムを豊富に含んでいます。
カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧やむくみに効果があります。
そして苦み成分はアルカノイドとケンフェールという成分が含まれています。
アルカノイドは肝機能を強化し、新陳代謝を促進。
ケンフェールは活性酸素などの発ガン物質を抑制する効果があります。
お酒のお供にもうってつけの食材であることがよくわかりますね!
天ぷら以外にも、アク抜きをしておひたしやバターソテー、パスタの具材やメインの付け合せとしても最適です。
そんなフキノトウに合わせるワインは、ずばり香り豊かなもの。
独特の苦みと調和する厚みのある味わいの白ワインやロゼワインが最適です。
フキノトウにお勧めのワインはこちら!!
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ぎんの雫 グット・ダルジャン ソーヴィニョン・ブラン ヴィニャ・マーティ
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ランドマーク・グリューナー・ヴェルトリーナー ミスティ・コーヴ
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ユヌ・プティット・キュヴェ・オ・ポワル セリエ・デ・シャルトリュ&セバスチャン・シャバル
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