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神奈川と言えば横浜や川崎といった大都会もありますが、山、川の幸に恵まれた箱根などの県西エリアと県央エリア、海の幸に恵まれた横須賀・三浦エリア、湘南エリアと実に多様性に富んだ県の一つであります。
実はワインの生産量が一位なのも神奈川県なんですよ!
今回はこれから旬を迎える湘南エリアの「シラス」をご紹介します。
カルシウムたっぷり!健康食材
シラスの収穫量が本格的に多くなるのは4月中旬以降。
1~3月はアユの稚魚を保護するため禁漁と定められているので、その時期には生のしらすはありません。
4月下旬解禁日を迎える「湘南のシラス」有名ですよね。
実は「シラス」は魚の名前ではなく、イカナゴ・ウナギ・カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシ・アユ・ニシンの稚魚の総称であると言われていますが、一般的に出回っているのはカタクチイワシの稚魚です。
カルシウムの多い食品としても有名なシラス。
味わいも癖が無いので、どんなお料理とも合わせやすいのも特徴です。
和食であれば生シラス、踊り食いや、出汁巻き卵のトッピングに。
フレンチであればジュレなどにしてサラダや前菜に。
イタリアンは同じく旬の菜の花とペペロンチーノやピッツァ、フリッターなどに。
地元ではサルデッラと呼ばれるシラスの塩辛も人気です。
スパニッシュには生のりとシラスでアヒージョに。
オセアニアではオムレツに入れるなど味わいは様々。
名産地、湘南・江ノ島では炙りたてのたたみいわしを日本酒に浸した「しらす酒」と呼ばれるものもあります。
レアなお酒なので、春先で提供すると話題になるかもしれませんね!
どんな業態でも合わせやすいシラス。
是非、春のメニューにいかがでしょうか?
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ペモ・ペコリーノ ワイン・ピープル
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ランドマーク・ソーヴィニョン・グリ ミスティ・コーヴ
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チスパス・ブランコ ロング・ワインズ
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